ホームページ改善チェックリスト|専門知識なしで自分で確認できる10項目
ホームページはあるけど、問い合わせにつながっているか分からない。そんな方向けに、Webに詳しくなくても自分でチェックできる10項目をまとめました。まず現状を確認するところから始めましょう。
ホームページを持っているけれど、「これで本当に大丈夫なのか」と思ったことはありませんか?
問い合わせが来ているのかどうかも分からない。更新はしていない。でも何を直せばいいか見当もつかない——そういう状態は、決して珍しくありません。
この記事では、Web制作の知識がなくても自分で確認できる改善ポイントを10項目でまとめました。まず「今どんな状態か」を把握するところから始めましょう。全部できている必要はありません。気になるところだけチェックするだけでも十分です。
チェックを始める前に:スマホで自分のサイトを開いてみてください
チェックを始める前に、お手元のスマホで自分のホームページを開いてみてください。
パソコンで見ているときとは、見え方がかなり違うはずです。多くの人がスマホでサイトを見ている時代なので、まずスマホ表示を確認しながらチェックを進めると、実態に近い状態で確認できます。
準備ができたら、以下の10項目を確認してみましょう。
① 問い合わせの導線
1. 「お問い合わせ」ボタンやリンクは、すぐ見つかりますか?
サイトのトップページを見たとき、「お問い合わせ」や「相談する」などのボタンが、すぐ目に入る場所にあるかどうか確認します。
スクロールしないと出てこない、小さすぎて見えない、ナビに埋もれている——こういった状態だと、サイトを見た人が次のアクションを起こしにくくなります。
確認ポイント: トップページを開いて、3秒以内に「連絡先」や「問い合わせ」の場所が分かるか
2. お問い合わせフォームまで、2タップ以内で行けますか?
ボタンを押してからフォームにたどり着くまでに、何回クリックやタップが必要かを数えてみてください。
できれば1回、多くても2回以内が望ましいです。途中でページを迷うような作りになっていると、そこで離脱する人が増えてしまいます。
確認ポイント: トップページ → フォームまでのタップ数を実際に数える
3. 電話番号やメールアドレスは、どこかに表示されていますか?
フォームだけでなく、電話番号やメールアドレスが掲載されていると、「フォームは面倒」と感じる方への受け皿になります。
特に、サービス業や地域密着型のビジネスでは、電話をよく使う年代の方にとっての入口になります。
確認ポイント: フォーム以外の連絡手段が、サイト内に1か所以上掲載されているか
② 内容の分かりやすさ
4. 自分がどんなサービスを提供しているか、5秒で伝わりますか?
初めてサイトを見た人の立場で、トップページを見てみてください。「何をしているお店・会社なのか」が、5秒以内に理解できるかどうかが目安です。
業界のなかでは当然のことでも、業界外の方には伝わらない言い回しがよくあります。「自分には当たり前すぎて気づいていない」という状態を確認するために、家族や友人に一度見てもらうのも効果的です。
確認ポイント: 業界外の人に「このサイト、何のサービス?」と聞いて答えてもらえるか
5. 「誰のためのサービスか」が伝わりますか?
「誰でも対応します」は、逆に言うと「誰に向けているのかわからない」ともとれます。
「一軒家のリフォームを考えている方へ」「飲食店の開業を検討している方へ」のように、対象が明確になっているほど、ページを見た人が「自分のことだ」と感じやすくなります。
すべての人を対象にしている場合でも、「特にこんな方に多くご利用いただいています」という一文があるだけでも変わります。
確認ポイント: サービスの対象者が、サイト内のどこかに書かれているか
6. 料金や営業時間など、基本情報は最新の状態ですか?
以前設定した料金や、変更になった営業時間が古いまま残っていないか確認します。
特に、コロナ禍以降に営業形態を変えた方は、サイトの情報が現在の実態と合っていないケースが少なくありません。
確認ポイント: 料金、営業時間、定休日、住所、電話番号が現在の状態と一致しているか
③ 見た目と操作性
7. スマホで見たとき、文字やボタンが小さすぎませんか?
先ほどスマホで開いていただいたと思いますが、文字が小さすぎてピンチ操作(拡大)しないと読めない、ボタンが小さくて押しにくい——という状態になっていないかを確認します。
スマホ対応(レスポンシブデザイン)がされていないサイトは、特にこの問題が起きやすいです。
確認ポイント: スマホで、拡大しなくても本文が読めるか
8. ページが表示されるまで、5秒以上かかっていませんか?
読み込みが遅いと、見る前に離脱されることがあります。
スマホのWi-Fiを切って(モバイル回線で)試したとき、5秒以上待たされるようなら、画像が重すぎる、不要なプラグインが多いなどが原因として考えられます。
完全に改善するには専門的な対応が必要なこともありますが、まず現状を確認しておくことに意味があります。
確認ポイント: モバイル回線でサイトを開いて、表示されるまでの体感時間を測る
④ アクセスと問い合わせの把握
9. アクセス解析は設定されていますか?
Googleアナリティクス(GA4)などのアクセス解析ツールが設定されていると、「何人がサイトを見ているか」「どのページで離脱しているか」などが分かります。
設定されていない場合、改善しても効果を確認する方法がないため、まず設定だけしておくのがおすすめです。
確認ポイント: Googleアナリティクスなどが設定されているか、管理者ページから確認できるか
10. 月に何件の問い合わせが来ているか、把握していますか?
フォームからの送信が届いているかどうか、実際に月に何件かを把握しているかを確認します。
「来ているはずだけど確認していない」「設定がうまくいっているか分からない」という場合、フォームの送信確認メールが届かないケースも実際にあります。
確認ポイント: 直近3ヶ月で何件の問い合わせがあったかを即答できるか
まとめ:10項目チェックリスト
| # | 確認内容 | チェック |
|---|---|---|
| 1 | お問い合わせボタンが3秒以内に見つかる | ☐ |
| 2 | フォームまで2タップ以内でたどり着ける | ☐ |
| 3 | 電話番号またはメールアドレスが掲載されている | ☐ |
| 4 | 何のサービスか5秒で伝わる | ☐ |
| 5 | 対象となるお客様の像が書かれている | ☐ |
| 6 | 料金・営業時間などの基本情報が最新 | ☐ |
| 7 | スマホで拡大せず読める | ☐ |
| 8 | 5秒以内に表示される(モバイル回線) | ☐ |
| 9 | アクセス解析ツールが設定されている | ☐ |
| 10 | 月ごとの問い合わせ件数を把握している | ☐ |
確認してみて「よく分からない」があれば
チェックしてみたけど「これは大丈夫なのか判断できない」「直し方が分からない」という項目があっても、それで十分です。今の状態が分かることが、まず一歩です。
サイトのURLを送っていただければ、まずは簡単に確認できる範囲で、気になる点をお伝えします。
チェックして「問題なし」だった場合
10項目すべてがクリアできていれば、ひとまず基本的な状態は整っています。
ただし「問い合わせが増えない」という場合は、技術的な問題ではなく、文章の伝え方や、サービスの見せ方が原因のこともあります。問題が見えないことが、かえって原因の特定を難しくすることもあります。
そのような場合は、アクセス解析のデータを見ながら、どのページで離脱が多いか、どこから来た人が問い合わせに至っているかを確認するのが次のステップです。
よくある質問
Q. チェックはしたけど、自分で直せる自信がありません
すべてを自分で直す必要はありません。まずは「何が問題か」を把握することが大事です。問題が分かれば、制作会社に依頼するにしても、優先順位をつけて相談しやすくなります。
Q. WordPress以外でも同じように確認できますか?
はい。このチェックリストは、WordPress・Wix・STUDIO・Jimdo など、どのサービスで作ったサイトでも共通して確認できる内容です。
Q. アクセス解析を設定したことがないのですが、難しいですか?
基本的な設定であれば、Googleのアカウントがあれば無料で始められます。設定の手順は「無料で始めるアクセス解析」の記事にまとめています。
Q. 問い合わせフォームが機能しているか確認する方法はありますか?
実際に自分でテスト送信してみるのが確実です。フォームを送信して、設定しているメールアドレスに届くかを確認してください。届かない場合は、迷惑メールフォルダに入っているか、送信先の設定が古いままの可能性があります。
まずは今のサイトの状況を整理するところから
チェックリストを確認してみて、「これは問題かもしれない」という項目が見つかれば、それだけで今日の目的は達成です。全部を一気に直そうとしなくて大丈夫です。
気になる点が見つかったけど自分では判断が難しい、どこから手をつければいいか整理したい——そういう段階でも相談できます。
サイトのURLを送っていただければ、現状を確認して気になる点をお伝えします。まずはそこから始めましょう。
