1まずは「今も正しい情報か」を確認する

ホームページは、毎週更新しなければいけないものではありません。内容が変わっていないなら、無理にお知らせを増やす必要もありません。

気をつけたいのは、実際の営業内容が変わったのに、ホームページだけ前の情報のまま残っているケースです。営業時間、料金、対応エリア、担当者、サービス内容——こうした情報が現在の状態と合っていないと、初めて見た方はどれを信じればよいか分からなくなります。

確認するときは、大きく3つに分けると見やすくなります。

  • 今も正しい情報か:営業時間、料金、サービス内容、会社情報が現在の実態と合っているか
  • 問い合わせできる状態か:電話番号、フォーム、メールアドレスが今も使えるか
  • スマホで見られるか:今の閲覧環境で正しく表示されているか

全部を一度に直そうとしなくて大丈夫です。まず「今の情報と合っているか」だけでも見てみてください。

確認ポイント: 今掲載されている情報が、現在の営業内容と合っているか

2更新が止まっているホームページで確認したい項目

1. 営業時間・定休日は最新ですか?

営業時間や定休日が変わったのに、ホームページだけ前のままになっていることがあります。時短営業に変えた、予約制にした、定休日を増やした——こういう変更は、店頭やSNSでは案内していても、ホームページだけ後回しになりがちです。

GoogleビジネスプロフィールやSNSは新しいのに、ホームページだけ違う時間が載っていることもあります。Googleマップでは営業中、ホームページでは定休日のように見えると、初めて見た方はどちらが正しいのか分かりません。祝日対応や臨時休業の案内も、今の状態と合っているか確認してみてください。

Googleビジネスプロフィールの確認方法は「Googleビジネスプロフィールを整える」にまとめています。

確認ポイント: ホームページとGoogleビジネスプロフィールの営業時間が一致しているか

2. 料金やサービス内容は古くなっていませんか?

料金を改定した後、ホームページの表示だけ古いまま残っていることがあります。古い料金を見た方から問い合わせが来ると、最初のやり取りで説明が必要になり、お互いに少し気まずくなることがあります。

以前は提供していたけれど今はやっていないサービスが残っていないか。逆に、今は対応しているサービスがホームページに載っていないままになっていないか。ここも見落としやすいところです。

正確な料金を出しにくい業種もあります。その場合でも、「現在は見積もり制です」「内容を確認してから金額をご案内します」「目安は〇円からです」といった書き方はできます。サービス内容の整理については「サービス内容が伝わらないホームページの直し方」にまとめています。

確認ポイント: 現在のサービス内容・料金・対応範囲と一致しているか

3. お知らせやブログの最終更新が古すぎませんか?

ブログやお知らせの最新日付が何年も前で止まっていると、「今も動いているサイトなのかな」と感じることがあります。特にトップページの目立つ場所に古いお知らせが出ていると、実際には営業していても少し不安に見えます。

ただし、ブログを無理に続ける必要はありません。毎週更新できないから悪い、という話ではないです。更新する余力がない場合は、古いお知らせ欄を目立たない場所に移動させるか、「最新情報はGoogleビジネスプロフィールをご確認ください」などの一言に置き換える方法もあります。

写真や実績も同じです。店舗写真が移転前のまま、スタッフ写真が今と違う、施工例の画質が古く見える——そういう場合は、全部を撮り直すより、まず目立つ場所だけ差し替えるだけでも印象が変わります。

確認ポイント: トップページやお知らせ欄に、古すぎる情報が目立っていないか

4. 問い合わせ先は今も使えますか?

メールアドレスや電話番号を変えたのに、ホームページの一部だけ古いまま残っていることがあります。トップページは直したけれど、サービスページや会社概要ページには以前の電話番号が残っている、といった状態です。フォームの通知先が、担当者変更前のメールアドレスのままになっているケースもあります。

確認するには、実際にスマホからフォームを送信してみるのが確実です。送信後に、今の担当者のメールアドレスに通知が届くかを見てください。届かない場合は、迷惑メールフォルダも確認してみてください。スマホで電話番号をタップして電話をかけられるか、問い合わせボタンが古いメールアドレスに向いていないかも、あわせて見ておくと安心です。

フォームまわりの確認については「問い合わせフォームで離脱される原因」にまとめています。

確認ポイント: フォーム送信テストをして、現在の担当者に通知が届くか

5. スマホで見たときに読みづらくありませんか?

数年前に作ったホームページは、パソコンでの表示を中心に設計されていることがあります。スマホで見ると文字が小さい、ボタンが押しにくい、画面の横にはみ出す——といった状態になっていることがあります。

今は多くの方がスマホでサイトを見ています。昔作ったホームページほど、パソコンでは問題なくてもスマホでは読みにくいことがあります。まずは自分のスマホで開いて、問い合わせ先まで自然に進めるかを見てみてください。

スマホ表示の確認方法は「スマホで見づらいホームページの改善ポイント」にまとめています。

確認ポイント: スマホでトップページから問い合わせまで迷わず進めるか

6. SSL化されていますか?

ホームページのURLが https:// から始まっているか確認してみてください。http:// のままの場合、ブラウザによっては「安全でないサイト」という警告が表示されることがあります。

SSL(エスエスエル)とは、ホームページの通信を保護する仕組みのことです。難しい内容を理解する必要はありません。まずはブラウザのアドレスバーに表示されているURLが https:// から始まっているかだけを確認してください。

http:// のままの場合は、ホームページを管理している制作会社やサービスに確認を依頼するのが確実です。

確認ポイント: ホームページのURLが https:// から始まっているか

7. 会社情報・店舗情報は現在の内容と合っていますか?

住所、代表者名、電話番号、営業所の情報、対応エリア、地図の表示など、会社情報や店舗情報が古くなっていないか確認してみてください。GoogleビジネスプロフィールやSNSでは新しい住所になっているのに、ホームページだけ前の住所のまま、ということもあります。

移転した、電話番号が変わった、担当者が変わった、対応エリアを広げた、または絞った——こういった変化があった場合、情報が古いまま残っているとお客様が迷います。スタッフ紹介ページや写真が現在と大きく違う場合も、更新するか、いったん目立たない形にするだけでもよいです。

確認ポイント: 会社情報・店舗情報が現在の実態と一致しているか

8. 画像や写真が古すぎませんか?

施工例、店内写真、スタッフ写真、商品写真などが、現在の雰囲気や状態と大きく違う場合があります。写真の画質が粗い、制服や内装が今と違う、今は扱っていない商品が大きく出ている——こういう小さな違和感は、初めて見る人ほど気づきます。

すべての写真を撮り直す必要はありません。トップページで最初に目に入る写真や、最も古く見えるものから順に見直す方法で十分です。スマホで撮影した写真でも、今の様子が伝わる方が安心につながることがあります。

確認ポイント: トップページで目立つ写真が、現在の事業内容や雰囲気と合っているか

3更新停止サイトの確認チェックリスト

#確認内容チェック
1営業時間・定休日が最新
2料金・サービス内容が最新
3古すぎるお知らせが目立っていない
4問い合わせ先が現在も使える
5フォーム送信テストをした
6スマホで読みやすい
7URLが https:// になっている
8会社情報・店舗情報が最新
9写真や画像が現在の内容と合っている
10Googleビジネスプロフィールと情報が一致している

4全部作り直さずにできること

更新が止まっているホームページを見ると、「もうリニューアルしないとだめかも」と感じることがあります。でも、最初から全部を作り直さなくても、印象を整えられることはあります。

以下のような修正は、リニューアルをしなくても対応できることが多いです。

  • 古い情報だけ直す:営業時間、電話番号、料金など、変わった情報だけを修正する
  • お知らせ欄を整理する:古すぎる投稿を非表示にしたり、目立たない場所に移動させる
  • 問い合わせボタンを分かりやすくする:位置や文言を少し整えるだけでも変わる
  • フォームの通知先を確認する:現在の担当者に届く設定になっているか確認する
  • スマホで読みにくい箇所を調整する:文字サイズやボタンの大きさを少し整える
  • 目立つ写真だけ差し替える:全部撮り直さなくても、一番古く見える写真から更新する
  • Googleビジネスプロフィールと情報を合わせる:検索結果からの第一印象を整える
  • 全体リニューアル前に、まず現状確認だけする:何を直すべきかを把握するだけでも次が見えてくる

「リニューアルしないと意味がない」ということはありません。古い情報を下げる、今の連絡先に直す、問い合わせボタンを分かりやすくする。そうした小さな修正だけでも、初めて見る人が感じる不安は変わります。

5よくある質問

更新していないホームページは、すぐリニューアルした方がよいですか?

必ずしもすぐリニューアルする必要はありません。まずは営業時間、料金、問い合わせ先、スマホ表示など、今の情報が正しいかを確認してみてください。デザインが古く見えても、まず古い情報を直すだけで不安が減ることもあります。

ブログの更新が止まっているのは悪いことですか?

更新が止まっていること自体が、すぐ問題になるわけではありません。ただし、数年前のお知らせがトップページで目立つ場合は、今も営業しているか不安に見えることがあります。更新できないなら、表示位置を変えたり、見せ方を整えるだけでも改善できます。無理に続ける必要はありません。

古い情報を見つけたら、何から直せばよいですか?

まずは問い合わせに関わる情報から直すのがおすすめです。電話番号、メールアドレス、フォームの通知先、営業時間、料金、対応エリアなど、問い合わせ前に確認されやすい情報を優先してください。サービス内容や写真は、その次に見ても大丈夫です。

自分で直せない場合はどうすればよいですか?

どの情報が古くなっているかを整理するだけでも、制作会社や管理者に伝えやすくなります。「ここを直してほしい」と具体的に伝えられると、依頼もスムーズです。何を直すべきか分からない段階でも、まず現状を確認してもらうところからご相談ください。

6更新が止まっていても、小さく整えれば大丈夫です

ホームページの更新が止まることは珍しくありません。忙しい時期が続けば、どうしても後回しになります。大事なのは、今も正しい情報が載っていること、問い合わせできる状態であること、初めて見る人が不安にならないことです。

全部を作り直す必要はありません。古い情報、問い合わせ先、サービス内容、スマホ表示、Googleビジネスプロフィールとのズレ——このあたりから順番に見ていくだけでも、状態はかなり整理できます。

「どこが古いか分からない」「何から手を付ければよいか分からない」という段階でも、ご相談ください。今のサイトを一緒に確認しながら、必要なところだけ小さく整えるところから始められます。

個別に相談する → 問い合わせが来ないホームページの確認ポイントを見る →